情報過多の時代に「情報は集めるな!」


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インターネットをはじめとする情報量は、各個人が消費できる情報量をはるか
に超えてしまっているのは、もう明確な事実。誰ひとり、Youtubeの映像を全
てみた人はいないだろうし、アメブロの全ブログを読んだ人もいないだろう。

たった2つのサイトですらそうだ。他にサイトは、どうだろうか?楽天の商品
を全て把握している人もいないし、Amazonの商品のレビューを全て読んだ人も
いない。

つまり、ありきたりな言い方をすれば、

   「情報過多時代なのである」

となると、企業からのマスターベーション的なメッセージは届かなくなり、信
じる情報は、自分達と同じ生活者目線でのクチコミ情報であったり、友人、知
人のお勧め情報だったりする。

そんな中、面白い本を発見したので、ご紹介しておく。

情報は集めるな!

そう、情報を集めたって、何の意味もないので、ドンドン消費しましょう!と
いう本だ。第一、ストックしているデータとかは、直ぐに陳腐化する。ボク自
身も、ひと昔前は、ブラウザのブックマーク機能を使って、ブラウザーに様々
な情報を整理してストックしていたが、これがまた…

「後々、使ったためしがない(笑)」

つまり、ブラウザーにブックマークしている事さえ忘れていることが多く、ま
た、その情報自体が古くなっている可能性もある。という事で、欲しい情報が
あれば、Googleさんに聞いた方が早いのである。

が、「情報は集めるな!」の本の中で、面白い指摘がある。ネット上では、80
年代〜90年代後半の情報が手薄なのだそうだ。この頃といえば、渋谷のパルコ
が文化発祥地で、糸井重里がおいしい生活などのコピーを生み出し、丁度、バ
ブル前からバブル崩壊の時代だ。

この時代は、雑誌全盛期であっとともいえる。

で、その様な時代の資料を調べたければ、殆どの雑誌のバックナンバーが揃う
大宅壮一文庫に行けばよいし、一般書籍を調べたければ国会図書館に行けば良
いと解く。つまり、ネットと大宅壮一文庫と国会図書館さえあれば、その時に
必要な情報は集めることができると言い切る。また、

・本や映画やドラマなどは、第1章、第1話だけ読めば、何が言いたいのか大
 体、解る。
・本社の社員よりも、地元で15年働いてくれているパートのおばちゃんの方が
 現場を理解している。
・ドラマは、六本木のお店で働く人ではなく、北千住位のお店で働いている人
 を中心で考える。
・マクドナルドは、日本人の平均的な都市として静岡で新商品のテストマーケ
 ティングをすることが多い。

などなど、ちょっと変わった、しかし、読めば納得できるトピックスが、書か
れていたりする。

本の帯に、秋元康氏が「一時間かからずに読める」と書いてあるが、全くもっ
て、さらっと読めてしまう本だ。良ければ、皆さんも読んでみてください。

情報は集めるな!

JUGEMテーマ:読書









  • 2011.03.09 Wednesday
  • LifeHack-書籍
  • 07:56
  • -
  • -
  • by mark403