松井秀喜の「不動心」


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「思い悩む事をしている時間はありません。今、目の前でやれる事を精一杯する事に専念します」という松井秀喜の姿勢。それが、この本には、脈々と書かれています。

一方、浮き沈みが激しいとされているIT業界。この業界にあって、日頃の心の持ちようが重要な様な気がします。この本に描かれているステップバイステップ、日々の心構えは、我々のお手本になる気がします。少年時代から、一足飛びに大リーグの夢を見るのではなく、高校時代は甲子園出場を目指し、甲子園時代はプロ野球を目指し、プロ野球で実力をつけて、大リーグを目指したという同氏の生き方。逆に頭が下がる思いです。さらに、我々の日常にかけている謙虚さというのを、思い起こさせてくれます。

日々の生活で「勝つための努力は皆するが、練習を続ける為の努力ができるのかどうかで、勝負は決まる!」などと、本気で考える様になった時、この本は、とてもイイ刺激となると思います。
不動心
不動心
松井 秀喜








  • 2007.03.20 Tuesday
  • LifeHack-書籍
  • 08:21
  • -
  • -
  • by mark403

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  • ishikoro
  • 2007/03/24 10:49 AM