上に立つ者の人間学


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船井幸雄作。発行は1986年。つまり22年前である。が、この22年の歳月を感じさせない普遍的な論点が、そこにはある。

それは上に立つ者は「ついている者」でなければならない。そして、その「つきの原理」を解説している。その中で、ついている人の共通点は「素直な人」「前向きな人」「勤勉な人」という3要素を挙げている。また、このつきを手に入れるのには自然の法則に従った生き方をしなければならないと告げている。

そして、究極は、この自然の法則に従うのは、4つの質問が基本であると考えている様で、コンサルを依頼されると、この4つの質問をするそうだ。

その1「あなたは、ご相談されることを感情的にみて、やりたいのですか、やりたくないのですか」
(やりたくないのであれば成功しないので⇒やめなさい。)

その2「その1でYESの方へ。そのやりたいことに自信がおありですか」
(自信がない事は成功しない⇒やめなさい)

その3「1と2がYESの方へ。それをやることで、あなたやあなたの部下はネアカになれますか)
(やりがい、生きがい、他人が認める事がネアカになる条件⇒それがないのであればやめなさい)

その4「1、2、3がYESの方へ。万が一、失敗した時は、他人に迷惑をかけず、あなたの責任で終戦処理をなさいますね」
(それがないのであれば⇒おやめなさい)

この4つの質問が全てYESでないものを、薦めてはならない。
っていうのが、船井流だそうだ。

とっても理にかなっている考え方だと思う。忘れない様にメモをとっておこう、っと。

上に立つ者の人間学―成功への生き方・考え方とは何か
上に立つ者の人間学―成功への生き方・考え方とは何か
船井 幸雄

2008年読書記録 1/50








  • 2008.01.15 Tuesday
  • LifeHack-書籍
  • 15:38
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  • by mark403

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